第2回サミット概要

<開催日時> 平成7年11月24日 13:00〜17:00
<開催地> 福島市
<主  催> 阿武隈川サミット実行委員会
<参加人数> 約470名

<開催内容> テーマ「母なる川 阿武隈川との共生をめざして」

第1回阿武隈川サミット共同声明における治水、利水、水質保全を含む河川環境保全の3つの柱を基本テーマとし、今後流域自治体が一体となって何を成すべきか、その具体的な方向性を探りました。
その結果、「交流」を基本とする共同声明と具体的な行動計画が採択されると同時に、阿武隈川流域に暮らす約140万人共通の心の拠り所となる、愛唱歌の作成が提唱されました。
なお、阿武隈川流域の26自治体については、オブザーバーとして参加をお願いしました。

<日  程>

■基調講演 松田 芳夫(建設省河川局長) 「これからの川づくりについて」
■記念講演 見城 美枝子(前河川審議委員) 「流れてこそ 川」
■分科会 治水・利水分科会及び河川環境保全分科会で討議
■全体会 各分科会代表自治体長による会議内容発表
■講 評 青山 俊樹(建設省東北地方建設局長)

<共同声明>

  1. あぶくま川と語り合い 川への思いやりの心をはぐくもう
  2. 人と人のふれあいの輪をひろげ ふるさとの川を育てよう
  3. あぶくま川の歴史をまなび ふるさとの川とともにくらそう

<共同声明に基づく事業計画>
「交流」を基本とし、下記事業を今後実施することが決定されました。

・「情報」の交流

  1. 「阿武隈川流域マップ」の作成
    平成7年度内に作成し、流域市町村内の小・中学校等へ配布
  2. 「阿武隈川探訪 母なる大河阿武隈川」ビデオ作成
    ビデオ作成と流域市町村への配布

・「人」の交流

  1. 上・中・下流の子供たちの交流会
    来年度から、上・中・下流の子供たちの交流会を開催

・「文化」の交流

  1. 「阿武隈川の歴史と文化」の発行
    阿武隈川と流域に暮らした祖先との関わりの歴史・文化をまとめた本を作成
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